保持力を鍛える!!ライバルに差をつけろ!
2016/04/24
ボルダリングをやってて常々思うのですが
次のホールドどう取るか考えてるうちに落ちちゃう
とか
もっとぶら下がってられれば色々試せるのに
とか
思います。思いますよね!?
長くホールドを持っていられれば、それだけ考える時間や、
ホールドを持ち替えたり、足を入れ替えたり出来るわけです。
そんなこんなで1年近くたった今でも保持力つけたいなと思うわけです。
もちろん始めた時より何倍も保持力は付いてるわけですが、
まだまだ「ルーフ」と呼ばれる天井を登るような壁では
すぐに落ちてしまいます。(といってもルーフは足さばきも、とても重要です)
今回は私がジムで行っている保持力アップの
トレーニングを紹介しましょう。
これをやり始めてから、ぐんと保持力がアップしました!
持ちづらいホールドにぶら下がる
課題をこなす場合は出来るだけ持ちやすいホールド
そして持ちやすい掴み方をするのが鉄則です。
ですが今回はトレーニングですのであえて持ちづらいホールドに
ぶら下がってみましょう!
「スローパー」と呼ばれる、なだらかな曲線のホールドで、
指を曲げてしっかり持つことの出来ない奴。
↑これは最初ぶら下がれる気がしないかも知れません(笑)
とにかく色々なホールドに手だけでぶら下がる。
ぶら下がって、ただ、ただ、耐える。
この時腕は曲げずに伸ばしてください!
理想は両足を浮かせますが、無理なら片足を下のホールドに乗っけてもOK!
限界までぶら下がって、腕の力を使い切りましょう。
このとき出来るだけ「カチ持ち」と呼ばれる
人差し指に親指をギュッと寄せて握る持ち方はしないようにしましょう。
力は出ますが保持力アップはあまり望めません。
そしてやりすぎると関節を痛めてしまう可能性があります。
持ちやすいホールドを腕を曲げた状態で保持
今度はさっきの逆です。
手ごろな掴みやすいホールドを2つ見つけてぶら下がります。
そして腕を直角に曲げて懸垂の途中のような状態を作ります。
そして耐える!
こんなの余裕だぜって人は
その状態から腕の角度はそのままで体を左に思い切り寄せてください。
左手にあごがくっつく位まで。その状態で耐える。
もう無理ってなったら今度は右へ~
そのうち腕が下がってきてしまいますが、耐える。
限界まで左右に体を振る。
本来であれば腕を伸ばした状態での保持が
ボルダリング、クライミングにとっての理想ですが、
始めたばかりや経験が浅いと腕を曲げた状態での保持もままあります。
まあ私なんですけど・・・
そんな成長途中の皆様にとってもオススメです!
これをやり始めてからしばらくして4級がクリアできるようになりました。
これを実践すれば、次に来た時、保持力のアップが実感できるかも?